この物語はフィクションです。
(一回言うてみたかった)
僕が見聞きした事・経験した事から空想して好き勝手にかいてます。つまらん話ですが、お時間あったらお付き合い下さい (^。^;)ゞ
「ピュア原人」村上光男 と カモメの水先案内役「水先アンナ」、賢者イリーエに会う為、今日も ハッセ岬を目指す!!
船を漕ぎだし約2カ月、豆が潰れた手には分厚い皮が張り腕は丸太のようになった。
普段は360度水平線なので天体を見て方位を知るが、何よりアンナちゃんがいるから迷うことはない。 ハッセ岬に向けて一直線に進む!!
たまに陸が見えた時は上陸し、沢の水を拾ったポリタンクに入れる。そのついでに磯場へ行きサザエやアワビを獲る。
普段は魚ばかり食っているので、味が変わり美味い。
アンナちゃんは小魚のいるところがすぐにわかるので「光男、釣竿を用意して」と教えてくれる。
しかし海の物はいつも塩味なので、たまにアンパンと牛乳が恋しくなる。
嵐の時は辛いけど漕ぐ事は止めない。
波とは正面で戦う。下手に避けると飲み込まれる。
「運が悪けりゃ死ぬだけさ~死ぬだけさ~♪」と大声で歌い自らを鼓舞する。
ある日夜明けとともに陸地が見えた。
ついに来た、ハッセ岬だ!!
日が射す頃にはかなり近づいてきた!!
写真はイメージ
ハッセ岬、いよいよ上陸!!
と思いきや、寸前で波にあおられ岩場に衝突、船は大丈夫だったがオールを離してしまう(゚o゚;)
慌てて追いかけたが、オールはみるみる沖に流されていくヽ(゚o゚;)丿
しまった、手になじんだオールが・・・。
光男が必死でオールを追いかけていると、沖の方から光が射し目がくらんだ。
そして女性の「フフフ」と笑う声が聞こえてきた。
眩しくて良く見えないが人魚のようだ。何と流されたオールを持っているではないか(゚o゚;)
人魚は 「私はハッセ岬に虹をかける神 ヤア です。」「あなたが流したのは金メッキのオール? 銀メッキのオール? 木のオール?」
と言うではないか。
「メッキ!?」光男はむかし聞いたおとぎ話とちょっと違うし、メッキのオールは要らないので 「女神様、私が流したオールは、木のオールです。」と答えると
「フフフ、あなたは正直者ですね、では木のオールを持って行きなさい。あなたがピュア原人で居続けるかぎり、このオールは船を早く進めるでしょう。」
といってオールを渡してくれた。
そして「もうすぐ山に虹がかかります。虹の真ん中を行くとイリーエに会えます。」
と教えてくれた。
次の瞬間、光が強くなり目をそむけると、女神ヤアはいなくなっていた。
「なんだ今のは? 」ま~しかしオールも戻ってきたし女神ヤアに感謝する光男だった。
無事ハッセ岬に上陸!! すると何と山側に虹が架かったではないか!!
女神ヤアに改めて感謝した光男は、虹の真ん中を目指して山に入る事にした。
アンナは「光男、私は海が好きだからここで待ってる」としばしのお別れ。
必ずまたここで会うことを約束した。つづく。
次回、賢者イリーエ登場!!
ピュア原人 村上光男 理想の世界を求め旅は続く!!
水先アンナ
(一回言うてみたかった)
僕が見聞きした事・経験した事から空想して好き勝手にかいてます。つまらん話ですが、お時間あったらお付き合い下さい (^。^;)ゞ
「ピュア原人」村上光男 と カモメの水先案内役「水先アンナ」、賢者イリーエに会う為、今日も ハッセ岬を目指す!!
船を漕ぎだし約2カ月、豆が潰れた手には分厚い皮が張り腕は丸太のようになった。
普段は360度水平線なので天体を見て方位を知るが、何よりアンナちゃんがいるから迷うことはない。 ハッセ岬に向けて一直線に進む!!
たまに陸が見えた時は上陸し、沢の水を拾ったポリタンクに入れる。そのついでに磯場へ行きサザエやアワビを獲る。
普段は魚ばかり食っているので、味が変わり美味い。
アンナちゃんは小魚のいるところがすぐにわかるので「光男、釣竿を用意して」と教えてくれる。
しかし海の物はいつも塩味なので、たまにアンパンと牛乳が恋しくなる。
嵐の時は辛いけど漕ぐ事は止めない。
波とは正面で戦う。下手に避けると飲み込まれる。
「運が悪けりゃ死ぬだけさ~死ぬだけさ~♪」と大声で歌い自らを鼓舞する。
ある日夜明けとともに陸地が見えた。
ついに来た、ハッセ岬だ!!
日が射す頃にはかなり近づいてきた!!
写真はイメージ
ハッセ岬、いよいよ上陸!!
と思いきや、寸前で波にあおられ岩場に衝突、船は大丈夫だったがオールを離してしまう(゚o゚;)
慌てて追いかけたが、オールはみるみる沖に流されていくヽ(゚o゚;)丿
しまった、手になじんだオールが・・・。
光男が必死でオールを追いかけていると、沖の方から光が射し目がくらんだ。
そして女性の「フフフ」と笑う声が聞こえてきた。
眩しくて良く見えないが人魚のようだ。何と流されたオールを持っているではないか(゚o゚;)
人魚は 「私はハッセ岬に虹をかける神 ヤア です。」「あなたが流したのは金メッキのオール? 銀メッキのオール? 木のオール?」
と言うではないか。
「メッキ!?」光男はむかし聞いたおとぎ話とちょっと違うし、メッキのオールは要らないので 「女神様、私が流したオールは、木のオールです。」と答えると
「フフフ、あなたは正直者ですね、では木のオールを持って行きなさい。あなたがピュア原人で居続けるかぎり、このオールは船を早く進めるでしょう。」
といってオールを渡してくれた。
そして「もうすぐ山に虹がかかります。虹の真ん中を行くとイリーエに会えます。」
と教えてくれた。
次の瞬間、光が強くなり目をそむけると、女神ヤアはいなくなっていた。
「なんだ今のは? 」ま~しかしオールも戻ってきたし女神ヤアに感謝する光男だった。
無事ハッセ岬に上陸!! すると何と山側に虹が架かったではないか!!
女神ヤアに改めて感謝した光男は、虹の真ん中を目指して山に入る事にした。
アンナは「光男、私は海が好きだからここで待ってる」としばしのお別れ。
必ずまたここで会うことを約束した。つづく。
次回、賢者イリーエ登場!!
ピュア原人 村上光男 理想の世界を求め旅は続く!!
水先アンナ
#
by BoyoyonAcademy
| 2019-04-14 23:00