古代ヤマト政権の故郷、王家の丘へくり出しました Boyoyon tours !!
本日は、第12代 景行天皇 時代の話を予定しておりましたが、第11代 垂仁天皇の話をを新たにお勉強入手しましたので、本日はそちらにご案内致しますm(__)m
案内人が古代史初心者でお勉強しながらのご案内です。
中上級者の方は御遠慮してちょ~だい m(__)m
さてそれでは新たに仕入れた垂仁天皇の話 「垂仁天皇妻に狙われる!!」 です、お~こわ。
垂仁天皇の妻(サホヒメ)の兄(サメホコ)が謀反を企てます。 そしてサホヒメに天皇を殺すように命じるのでした。
サホヒメは寝ている天皇に小刀を突きつけますが、こぼれ落ちた涙で天皇が目を覚ましてしまいます。 そしてサホヒメはすべてを天皇に告白したのでした。
垂仁天皇は兵を集めサメホコの砦を攻めようと出陣しますが、サホヒメはこっそり兄の元へ先回りして行ってしまいます。 そして何とサホヒメはその時天皇の子供を身ごもっており、砦で皇子を出産してしまったのです。 マジか、そんな話ある?
それを知った天皇は砦を攻撃することが出来ずにいましたが、そんな時サホヒメが子供の命だけは救ってもらおうと砦から出てきたのでした。 天皇はサホヒメごと取り戻そうとしましたが上手くいかず、皇子だけ救出したのでした。
その後天皇はイロイロとサホヒメの救出に策を講じますが、願い叶わず最後はサホヒメもろともサメホコの砦を焼き払ったのでした。 えらい話ですな~(・・;)
その後、垂仁天皇はサホヒメが生んだ皇子をホムチワケと名付け育てます。 しかし、ホムチワケは何故か口がきけず、天皇は母親の裏切りの罪のせいではないかと心配します。
ある日、白鳥が空を飛ぶのを見たホムチワケが何か言いたそうにしたので、オオタカと言う男に白鳥を捕らえさせホムチワケに見せますが何ら変わりはなく天皇は失望してしまいます。
そんな時、天皇は「私の宮を天皇の宮殿のように立派にすれば、皇子は喋る事が出来るようになる。」と夢の中で神のお告げを受けるのでした。 そして占いによりこの神がオオクニヌシであり、ホムチワケの一件は彼の祟りであると判ったので、ホムチワケを出雲へ参拝に向かわせます。 するとホムチワケは帰りの道中で、すらすらと喋れるようになったのでした。
ま~しかし、祟神天皇、垂仁天皇と続いてオオクニヌシの祟りに悩まされるのは、よほど酷いことをオオクニヌシにしたのかな~(・・;)
古事記には、天照の孫ニニギノミコトが神々を引き連れて地上を支配するためにに降り立った時(天孫降臨)、オオクニヌシが地上で造ってきた国を譲らせたとあります(国譲り)。 オオクニヌシは国を譲る代わりに大きな宮殿を造ってもらえるように頼みました。 これが後の出雲大社だそうです。
オオクニヌシは国を譲る事がよほど辛かったのでしょう、天照の子孫、祟神天皇、垂仁天皇を祟ったのはそのせいかもしれません。
三輪山の麓、大神神社はオオモノヌシが御祭神です。 オオモノヌシはオオクニヌシの温和な面を表す和魂(にぎたま)と言われています。
和魂が温和な面を表す神なら、その反対は荒魂(あらたま)です。 今も昔も、荒魂を静めるため、神々に常に和魂でいてもらうために人は祈るのでしょうな~。
天孫降臨 狩野探道作
本日はここで解散です。 次回は、第12代 景行天皇 の時代へ参ります。
またお付き合い下さいm(__)m
次回個展せまってまいりました。
星ヶ岡アートヴィレッヂ 3月28日(土) ~ 4月12日(日) 4/7休館
高知市横内153-1 088-843-8572
乞うご期待!!